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(1) UMAPの概要及び設立の経緯

【UMAPの概要】

「アジア太平洋大学交流機構(UMAP: University Mobility in Asia and the Pacific)」は、高等教育分野における政府、又は非政府の代表からなる任意団体であり、アジア太平洋地域における高等教育機関間の学生・教職員の交流促進を目的として、1991年(平成3年)に発足しました。そして、1998年(平成10年)8月、バンコクで開催された第6回総会において、UMAP憲章(UMAP Constitution)が採択されました。(その後、2001年(平成13年)、2005年(平成17年)、2013年(平成25年)に一部改正。)

憲章では、UMAPの目的は、「アジア太平洋地域内の高等教育機関間の協力を推進するとともに、学生と教職員の交流を増やし、高等教育の質を高めることによって、域内諸国・諸地域の文化・経済・社会制度の理解をさらに深めることである」と規定されています。

また、UMAPの目標は以下のとおり定められています。

(1)大学間交流促進の阻害要因を特定し、それを解決すること。
(2)参加国・地域における二大学間、多大学間及びコンソーシアムによる交流を促進すること。
(3)単位認定及び互換のためのシステムを開発し、整備すること。

 

【UMAP設立の経緯】

1991年(平成3年)、オーストラリア政府の協力のもと豪州大学長協会(AVCC)は、日本・韓国・台湾・香港の大学関係者を招き、アジア太平洋地域の教育分野の協力について話し合うための会議(1991年4月香港、同年9月キャンベラ)を開催しました。キャンベラの会議では、18の国と地域が出席し、これらの参加国が集う会議を総会とすることを決議し、UMAP第1回総会となりました。

1998年(平成10年)8月にバンコクでUMAP第6回総会が開催され、以下の項目を可決しました。

1) UMAP憲章の採択、2) UMAP国際事務局の設立、3) 国際事務局を包括する国際理事会の設置、4) UMAP単位互換スキームの試行

なお、「UMAP国際事務局(UMAP International Secretariat: UMAP IS)」は、1998年(平成10年)4月に日本(東京大学駒場キャンパス内)に設置された後、2001年(平成13年)5月に(財)日本国際教育協会(現独立行政法人日本学生支援機構)東京国際交流館プラザ平成1Fに移設されました。

その後、UMAP国際事務局は、2006年(平成18年)3月にタイ、2011年(平成23年)1月に台湾への移転を経て、2016年(平成28年)1月に再び日本(東洋大学内)に移転設置されました。(日本での設置期間は、2020年(平成32年)12月末まで。)