国立大学協会

トップ >新着情報 > TOPICS > 鹿児島県産魚類を有効活用とした魚醤油「飛魚の雫」

鹿児島県産魚類を有効活用とした魚醤油「飛魚の雫」【鹿児島大学】

20121122-topics-kagosima.JPG

 

 鹿児島大学は、地域資源の有効活用を目的に、西之表市と連携してトビウオの加工後の残さを活用する魚醤油「飛魚の雫」を開発しました。

 平成16 年、同学水産学部進藤 穣(しんどう じょう)准教授が、トビウオの頭や中骨などの加工残さを用いた魚醤油の開発に、西之表市と共同研究として着手しました。同研究では、新潟県農業総合研究所と新潟県水産海洋研究所が考案した短期製造法を用いて、サトウキビの搾りカスである廃糖蜜を添加し、発酵させることにより低塩分(約8.5%)で臭みを低減した魚醤油を開発しました。JST の支援を得て本製造法の国内、国際特許を鹿児島大学より出願しました。

 平成19年、同学と製造元のたねがしま魚醤油株式会社とで特許実施承諾契約を交わし、同年10 月に冷奴や刺身への掛け醤油として利用可能な魚醤油『飛魚の雫』が販売され、「2007 かごしまの新特産品コンクール」で奨励賞を受賞しました。

 さらに、平成20年11月には本取り組みが評価され、九州農政局により、農林漁業現地事例情報「農山漁村地域活性化に向けた優良取組事例」として公表されたものです。