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「ふくしま復興学」の創造に向けて ~現場から福島の復興を持つ意味を考える~ 【大学改革シンポジウム】【福島大学】

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 国立大学法人福島大学主催、一般社団法人国立大学協会共催により、2012年12月16日、「ふくしま復興学」の創造に向けてのシンポジウムを開催し、福島会場に約40名、東京会場に約40名の、福島の復興に関心を寄せる方にご参加いただきました。

 本シンポジウムでは、「ふくしま復興学」創造に向けた第一歩として、福島の復興現場で活躍される議員・自治体関係者・企業あるいはNPOなど様々な方々の知見を共有し、未曾有の大規模災害とその後の原発事故を経験した福島の教訓を捉え直し、新しい学問体系を構築する上で必要な論点を探り、その全体像を把握することを目指しました。

 当日は、様々なかたちで福島に関わっている方々をお呼びし、福島のリアルな現実や課題についてそれぞれが持ち寄りながら参加者全体で共有することが出来ました。また、東京と福島の二地域でテレビ会議システムを使った双方向の議論をするなど、新しい試みも行いました。

 未曾有の大規模災害、そしてその後の原発事故等の福島の苦難は、自然災害の恐ろしさや災害対応の重要性を私たちに実感させただけでなく、戦後の日本が構築してきた政治・社会・経済システムの歪みを露呈させました。人類はこの福島の経験を記録し、教訓として後世に引き継いでいかなければなりません。福島大学は、この福島の教訓を言語化し整理・体系化した学問としての「ふくしま復興学」の創造を目指しています。

 現場で活躍されている参加者の皆様の貴重なご意見は、「ふくしま復興学」の論点と全体像の整理・体系化に向けての材料となります。そのため、今回のシンポジウムはまさに「ふくしま復興学」創造の第一歩となったと考えています。

 

写真:
 上 福島会場の様子
 下 東京会場の様子