国立大学協会

トップ >新着情報 > TOPICS > 「萬代橋・あさひまち展示館築80周年記念フォーラム」を開催

「萬代橋・あさひまち展示館築80周年記念フォーラム」を開催【新潟大学】

 新潟大学旭町学術資料展示館は,9月5日(土),同館の築80周年を記念する講演会を開催し,当日は,一般市民131名の参加がありました。
 同館は,昭和4(1929)年に建築された同大学に現存する最古の建物であり,新潟市域に現存する鉄筋コンクリート造りの建物として最古級のものであると評価され,国の登録有形文化財に認定されています。元々は教育学部の前身であった旧・新潟師範学校の同窓会が寄附を募って建てた記念館で,当初から「児童教育博物館」として利用していたものです。
 また,同じく昭和4(1929)年に建築・竣工し,同大学が立地する新潟市のシンボルともなっている現在の萬代橋は,昭和初期のコンクリート造りの橋として,国の重要文化財に指定されており,昭和39(1964)年の新潟地震においても落ちなかった堅牢な橋として,また,美しいアーチ型の橋として有名ですが,本フォーラムは,この両建築物にとって80周年という節目の年を記念して,古建築物の意義や活用について考えることを目的に開催されたものです。
 当日は,大熊 孝 同大学名誉教授(NPO法人新潟水辺の会代表)から「萬代橋とまちづくり-記憶される景観の創造と市民の役割-」と題して,また,岡崎 篤行 同大学工学部准教授(新潟まち遺産の会代表)から「歴史的建築・町並みとまちづくり」と題して,それぞれ講演が行われました。
 参加者からは,「萬代橋,新潟湊町,建物の価値を改めて認識した。」「文化遺産を残し,共存で新しい文化を作るという都市生活のヒントをいただいた。」など多くの感想が寄せられました。
(写真:築80周年を迎えた旭町学術資料展示館、大熊名誉教授による講演)