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「東北地方の化学と教育:3.11から189日の歩み」を開催 【防災・日本再生シンポジウム】【東北大学】

 東北大学大学院理学研究科は,国立大学協会・日本化学会東北支部の共催により,高校大学関係者および一般市民を対象として,防災・日本再生シンポジウム「東北地方の化学と教育:3.11から189日の歩み」を平成23年9月16日(金)に開催し,約50名の参加がありました。
 シンポジウムでは,磯部寛之氏(同大学教授)により東北大学化学教室の被災と復興状況や、中村彰氏(秋田大学教授)により宮城県沖地震(1978年)・日本海中部地震(1983年)の被害との比較についての報告がありました。一方、指方研二氏(石巻専修大学准教授)より大学立地や建築上の工夫・震災後の対応に関して石巻専修大の報告がされました。さらに吉村祐一氏(東北薬科大学准教授)により免震構造が施された東北薬科大の対応が報告され,その効果の有効性は聴衆に衝撃を与えていました。また,高橋信幸氏(福島県立浪江高校津島校教務主任)より福島県立浪江高校 津島校の原発避難の現状、及び小間篤氏(秋田県立大学長)により原子力政策の反省と科学者による将来展望に関する講演を通して,原発事故問題について認識を深めることができました。
 また,本シンポジウムの内容の一部は,雑誌「月刊化学」(化学同人)2011年12月号に掲載され,より広く化学教育・研究に携わる人々に公開される予定です。

※写真:シンポジウムの様子