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「2011年東北地方太平洋沖地震はどのような地震だったのか―これまでにわかったこと、これからの課題―」を開催 【防災・日本再生シンポジウム】【東北大学】

 東北大学は、平成23年10月22日(土)にシンポジウム「2011年東北地方太平洋沖地震はどのような地震だったのか?-これまでにわかったこと,これからの課題-」を仙台国際センターで開催し、市民等80名の来場がありました。
約2万人もの方々が亡くなり、行方不明となられた2011年東北地方太平洋沖地震が,どのようにして起こり,なぜそれを事前に予測できなかったのか,今後なにを研究するのかについて,地震学や地質学の研究者が被災された方々をはじめ市民の皆様にわかりやすくお伝えすることを目的として開催しました。
 今回の地震は宮城県沖で始まったプレート境界でのすべりが,東方の日本海溝まで広がり,次に北方(岩手県沖)へ,さらには南方(福島県沖から茨城県沖)へ拡大していき,約3分もすべりが継続して,東西約200km,南北約450kmという広大な震源域を形成した未曾有の超巨大地震に発展した過程について。東北大学では想定宮城県沖地震に備えて7年前から海底地震観測と海底地殻変動観測を継続していましたので,それらの貴重な記録を用いた,詳細な地震発生機構について。また,津波堆積物の研究から平安時代(869年)の貞観津波地震が今回の超巨大地震と同様な地震であった可能性。さらに,地震学が予測できなかった理由を説明して,今後の課題を提示しました。