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平成28年度 国立大学法人等若手職員勉強会 - 自分の強みと弱みを見つめ、次のアクションへ - を開催(12/13-14)

 国立大学協会は、12月13日(火)・14日(水)の両日、一橋講堂(学術総合センター)において、平成28年度国立大学法人等若手職員勉強会を開催しました。

 本勉強会は、国立大学等の若手職員の目的意識の改革及び資質向上と若手職員間の相互交流を目的として当協会が主催し、毎年実施しているもので、概ね経験年数5~10年の国立大学法人等の若手事務職員を対象としており、今回は、115名が参加しました。本年度は「自分の強みと弱みを見つめ、次のアクションへ」をテーマに、参加者は事前に課題文書を読んでレポートを書くなどの準備をしたうえで勉強会に臨みました。また、企画、立案と当日の運営は、昨年度に本勉強会に参加した国立大学法人等の職員10名が企画員として運営しています。

 この研修は、10~12人のグループに分かれ、グループワーク形式による議論を行い、日頃の業務に関する取組みや考えなどを交えながら、各々の現在持っている強みと弱みを整理、グループ内で共有したうえで、各グループが大学執行部から大学運営の改善策を提言するミッションを与えられたと想定し、文科省の「国立大学法人等の組織及び業務全般の見直しについて(通知)H26.6.8」の中の業務運営改善等の各項目から、グループで取り組む項目を選択し、グループの持つ強み弱みを考慮しながら、問題点の解決方法、取り組み内容、期待される効果などを議論して資料を作成し、発表するプログラムとなっています。

 1日目は、当協会専務理事の山本健慈(前和歌山大学長)による開会挨拶の後、「イントロダクション」が開催され、川内享氏(京都大学企画・情報部長)から「夢の実現を目指して」と題した事例発表があり、目的を達成するために取り組んだ自身の経験談を話されました。

 続いてグループワーク、中間報告会の後、「基調講演」として、吉武博通氏(筑波大学 ビジネスサイエンス系 教授)から「「社会に支持される大学」であり続けるために~職員が拓く大学の未来~」と題した講演が行われ、新日本製鉄時代の30代で釜石製鉄所に勤務した時期、地元の誇りである製鉄所を残したい思いで、改革に奮闘した体験談を話されました。その後、社会に問題がある以上必ずニーズがあり、地域の思いを大学運営に生かしてほしいし、大学の機能と地域を繋げてほしいと述べられ、その上で、仕事は「ロジック」と「思い」のバランスが重要であり、思いは、仕事へのエネルギーになり、時には自分でリスクを取り、魂をこめて仕事に取り組んでほしい。また、若いうちに厳しい仕事にチャレンジして大きく成長してほしい。など、これからの国立大学を背負う若手職員に対して、熱いメッセージが語られました。1日目の日程終了後には、山本専務理事及び吉武氏、当協会関係者も交えた情報交換会が行われ、若手職員同士の親睦を深めました。

 2日目は、グループワークで議論を深めた後、「全体会」のグループ発表では、法人のガバナンスの充実、社会貢献・地域貢献の推進、効果的・効率的な法人運営の推進、財務内容の改善、学生支援機能の充実・強化について、具体的な大学改革の提案と自分たちの「強み」、「弱み」を認識したうえで、改革にどのようにアプローチできるか発表を行い、それに対して参加者から、その提案の実現性等について、多数の積極的な質問があり、白熱した議論になりました。また、当協会山本専務理事、木谷常務理事から各グループの発表内容に対する感想と実行に向けた考え方などのアドバイスを含めた講評と勉強会全体での取り組みに対する総括も行われました。

 最後に、「クロージング」として企画委員から挨拶があり、2日間にわたった勉強会は終了となりました。

 参加した若手職員からは、全大会の中で、「あまり意識のなかった、大学をとりまく現状や大学改革の在り方を認識でき、自分の立ち位置が確認できた。」「若手だからこそできることや、若手だからこそできる発想といったものを大切にし、今後の業務に活かしていきたい」「勉強会で得た若手職員同士の絆を今後も大切にしていきたい」などの意見が寄せられ、交流を深めることができた有意義な機会となりました。

 なお、全体会で各グループが使用した発表資料はグループのメンバーで再度検討を重ねた上、後日当協会ホームページの会員専用ページに掲載する予定です。

 

グループ別発表内容

  • A班 職員のキャリアパスにおける逆指名制度の導入について
  • B班 地域社会に対する営業職の提案
  • C班 若手職員による業務スリム課
  • D班 法人のガバナンス充実のための一「歩」
  • E班 守破離マネジメントシステムの構築~皆が前向きに働ける大学を目指して~
  • F班 ゼロベースでのメリハリある予算編成
  • G班 地域枠の創設による地域定着
  • H班 地域行事への学生の参加
  • I班 地域社会から必要とされる大学になるために
  • J班 業務継続に重点をおいた「採用」から「退職」までの人材育成
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    山本専務理事による開会挨拶

     

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    川内氏による事例発表

     

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    分科会の様子

     

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    中間報告会の様子

     

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    吉武氏による基調講演

     

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    全体会の様子

     

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    全体会における質疑応答の様子

     

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    クロージングの様子