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萩生田 光一 文部科学大臣に予算・税制改正の要望書を提出(9/11)

お知らせ提言等

9月11日(金)に永田恭介会長、林佳世子副会長、山口宏樹専務理事、戸渡速志常務理事は、令和3年度における国立大学関係予算の充実及び税制改正要望のため、萩生田光一文部科学大臣を訪問し、要望書を手交しました。また、文部科学省関係各所、自民、公明両党の国公立大学振興議員連盟役員を訪問し、要望しました。

萩生田文部科学大臣への要望書の手交の際は、永田会長から、令和3年度における国立大学関係予算の充実及び税制改正要望について説明し、基盤的経費である運営費交付金の拡充、経済的に困難な状況におかれた学生への各大学独自の授業料減免等に対する支援等の更なる拡充や博士後期課程への進学者の増加を促進する給与型の経済支援、安心・安全で国際的にも魅力ある教育・研究環境の整備のための施設整備費補助金等の拡充、科学研究費助成事業予算の拡充、高度専門職人材の育成・確保とキャリアパスの確立、研究設備・機器群のネットワーク化、共用化促進等についての支援、教育資金の一括贈与に係る贈与税非課税措置の延長など税制や制度の改正について要望しました。

特に、新型コロナウイルス感染症については、情報基盤・ネットワーク環境の整備・充実とデジタル環境等を活用した地方から世界に開かれた教育・研究機能の実現、地域・産業界との「共創」促進、国立大学附属病院(特定機能病院)が新型コロナウイルス感染症等への対応を着実に行えるよう省庁の垣根を超えた財源の確実な措置、新型コロナウイルス感染症関連研究に注力するための研究支援の拡充などについて要望しました。

その後意見交換が行われ、大臣からは、「来年度予算や税制改正等についてしっかりと対応していく」といった発言のほか、「対面授業の再開と地方に貢献する人材の育成に努めてほしい」旨のご発言がありました。

 


 

永田恭介会長から萩生田光一文部科学大臣へ要望書の手交
伯井美徳高等教育局長へ要望書の手交

 

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