国立大学協会

トップ >新着情報 > TOPICS > 「2011年イグ・ノーベル賞」受賞および「ナイスステップな 研究者2011」に選定されました -滋賀医科大学-

「2011年イグ・ノーベル賞」受賞および「ナイスステップな 研究者2011」に選定されました -滋賀医科大学-【近畿支部】

 この度、滋賀医科大学精神医学講座の今井眞講師が6名の共同受賞者とともに2011年のイグ・ノーベル賞を受賞し、2011年9月29日に米国マサチューセッツ州のハーバード大学で授賞式が行われました。 
 イグ・ノーベル賞は、人々を「笑わせ、そして考えさせた」研究に贈られ、近年その注目度が高まっています。
 対象となった業績は、「わさび」の刺激性臭気(イソチオシアン酸アリル:C4H5NS)を吸入した聴覚障害者と正常聴力者が睡眠から覚醒すること、覚醒に導く至適濃度が5-20PPMであることを明らかにし、聴覚障害者向けの警報装置を開発したことです。本研究は株式会社シームス、エア・ウォーター防災株式会社の協力により行われ、臭気発生警報装置および異常事態告知方法として特許を取得しました。
 また、文部科学省の機関である科学技術政策研究所から、科学技術の振興・普及において顕著な貢献をされた方に贈られる「ナイスステップな研究者2011」に同年12月に選定されました。
 2011年は、科学技術政策研究所の調査研究活動や専門家ネットワーク(1,740人)への調査をとおして明らかとなった科学技術の振興・普及に貢献する業績について、特にその成果が顕著であり、科学技術政策上注目すべき10組14名の1人として、「成果普及部門」にて「わさび成分を利用した火災報知器の開発」で選定されました。

※写真:
  左 右手:火災報知器の作動部
    左手:作動部内のわさび臭気スプレー

  右 イグ・ノーベル賞を受賞する今井眞講師