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福島大学と双葉地方八町村が連携協力協定を締結 【福島大学】

協定締結の様子

 福島大学は、東日本大震災と東京電力第一原子力発電所事故からの復旧・復興に向け、平成24年1月17日、双葉地方の広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町及び葛尾村(「双葉八町村」)と連携協力協定を締結しました。
 
 この協定は、福島大学と双葉八町村が、復興計画・復興実施計画・除染計画、避難住民の支援活動、文化・地域産業の振興等の分野において、それぞれが有する知的資源、人材、諸施設を活用し、相互に連携・協力を図っていくことを目的としています。

 福島大学ではこれまで、各町村の復興計画策定の支援や、双葉八町村全世帯を対象にした「災害復興実態調査」を実施するなど、連携して活動を進めてきました。

 協定を締結することにより、各町村のニーズを把握し、文化、産業、環境、教育等の様々な分野において支援を行うなど、復興への動きを後押しが期待できます。

 協定式において入戸野修同大学学長は、「大学に、うつくしまふくしま未来支援センターを立ち上げ、地域振興のための支援を始めている。復興作業は難しいものとなると思うが、双葉八町村と協力し支援していきたい」、双葉地方町村会長の井戸川双葉町長は、「大学と連携を密にし、正確な情報を得て正確な判断をしていきたい。」と挨拶しました。

 福島大学と福島県内市町村の協定締結は、本協定で15番目となります。