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「一時立ち入りプロジェクト」への医師・教職員等の派遣【弘前大学】

被ばくスクリーニングの様子

 東京電力福島第一原子力発電所事故により、警戒区域として設定された地域から避難 された住民が、荷物などを取るため一時的に自宅に立ち寄る「一時立入」が実施されています。
 弘前大学では、文部科学省からの要請を受け、5月26日以降の一時立入において、警戒区域への出入り起点となる“中継基地”へフロアリーダーを含むチームとして教員、医師、看護師、事務職員等の派遣を行い、一時立ち入りする住民に対して、問診票の配布・回収及び立ち入り後の被ばくスクリーニングなどを行っています。
 特にフロアリーダーは、全国から派遣された電力会社関係職員、各自治体職員、各大学職員等に対して作業の指揮・指導・助言を行う重要な任務を担っています。
 今後も派遣を継続する予定であり、派遣開始からの人数は、8月上旬までの確定分だけで11チーム延べ202人に上ります。
 

※写真:上 作業工程の説明の様子(中央奥が同大学教員)
    中 住民等からの質問に答える様子
    下 問診票の配布・回収の様子