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天体観測ツアー~空を見上げて~を開催【京都大学】

花山天文台でのツアーの様子

 京都大学の宇宙総合学研究ユニット、理学研究科附属天文台、医学研究科人間健康科学系専攻、総合博物館、教育学研究科こころの支援室では、東日本大震災復興支援の一環として、関西圏に避難・移住してこられた子育て世帯を対象に、天体観測ツアー~空を見上げて~を8月17日花山天文台にて開催し、7世帯のご家族が参加されました。
 当日は2グループに分かれ、天文台スタッフからの説明を交えて太陽スペクトルの観察や4Dデジタルビューア上映などを行いました。子どもだけではなく、大人にとっても見慣れぬものが多く、興味を持ってご覧いただくことができました。また、天文台周辺は自然も多く、天文台でのツアーの後に子どもたちがのびのびと遊ぶこともでき、さらには保護者の方同士の交流も生まれるなど大変好評でした。「専門的な話を聞けたり、体験することができたりして良かった」、「久しぶりに震災のことから離れられる貴重な時間だった」、「スタッフや参加者の皆さんとの交流に癒された」などの感想が寄せられ、貴重な機会となったようです。
 京都大学では、今後もこのような形での被災者支援の活動を継続していきたいと考えています。