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東日本大震災に対する支援活動【長崎大学】

長崎大学

長崎大学では東日本大震災に対する支援活動として、次のことを行っています。

1.救援物資
 3月14日、長崎大学水産学部の練習船「長崎丸」が、被災直後の小名浜(福島県)・宮古(岩手県)に救援物資を輸送しました。

2.現地での医療支援
①長崎県の出動要請を受け、同大学病院DMATが宮城県に出動、また被災直後の岩手県遠野に医療支援拠点を設置するなど、被災地における医療支援活動を行いました。
②4月3日から福島県南相馬市を中心に、在宅診療を行っています。安岡彰同大教授(医師)らが福島入りし、在宅(巡回)診療活動を開始した。

3.緊急ひばくしゃ対応支援
①福島県知事からの要請により、住民の方や医療従事者を対象に、原発事故と放射線健康リスクについての講演を同大の山下教授、高村教授が行いました。

②4月2日に福島県立医科大学を訪問し、連携協定調印式を行いました。
 原発災害による被ばくの健康影響の管理、県民の安全・安心を保証する医療体制の確立のために、同大を拠点に緊急ひばくしゃ医療対応の活動をしています。

支援活動を今後も継続していき、「現場に強い、行動する長崎大学」をモットーに、大学をあげて支援していきたいと考えています。

 

※写真:左上 救援物資を乗せた長崎丸の出港の様子
    左下 福島医大での緊急ひばくしゃ医療対応活動の様子
    右  在宅診療の様子