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医学部小児科 東日本大震災の被災地へ今年度も医師を派遣 【大分大学】

2011年3月11日より2年。復興はまだ遠い。

 大分大学は、前年度に引き続き、今年度も、4月から岩手県気仙地区(大船渡市,陸前高田市,住田町)に小児科専門医の派遣を行っています。

 同大学では昨年1月~3月にも、日本小児科学会による東日本大震災被災地支援事業の一環として、岩手県立大船渡病院、県立高田病院などでの支援活動に参加しました。今回は、同大学小児科の大分県内の過疎地域病院での時間外診療の実施や定期予防接種率の向上への協力、地域の行政や教育委員会と協力した任意予防接種の無料化への取組、竹田市や津久見市における 5歳児健康診断と発達障害児支援の実施による合計特殊出生率・出生数の増加への貢献が、日本小児科学会から地域医療活動が良好な県として評価され、派遣の依頼があったものです。

 同大学小児科は、震災後、更に過疎化が拡大した被災地において活動を展開し、当地の人口流出、過疎化の軽減に協力するため、泉達郎教授を筆頭に、小児科専門医、小児神経専門医が月1回、3泊4日の日程で現地に入り、乳幼児や5歳児の健康診断、予防接種、一般診療、時間外診療などを行うほか、研修会での講演なども実施します。

 泉教授は、「子どもを産み育てやすい街なしには、大震災からの真の復興はない。大分県や関係する市町村とも協力して、復興の一助になるように努力したい」と話しています。


※写真:2011年3月11日より2年。復興はまだ遠い。