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東日本大震災への対応 【山口大学】

支援活動の様子

山口大学は、ホームページ上に東日本大震災への対応に関する情報を一括して掲載し周知を図るとともに、以下のような各種支援を行っています。

■義援金
 各キャンパスに「募金箱」を設置し、義援金を募集しています。3月の卒業式では、学生らが募金箱を持ち義援金の募集を行い、4月の入学式では、学生のみならず学長、理事らも募金活動に参加しました。また、4月2日(土)には理学部教職員有志がチャリティバザーを開催し、その売り上げを被災地に寄付します。

■ボランティア活動
 同大学学医学部6年生の女子学生が仙台市でボランティア活動を行いました。現地では、瓦礫の撤去作業(掃除含む)や物品整理を行い、また、ラジオ体操を通して子供たちと交流を図りました。

■教育・研究活動支援
 被災により在籍大学で勉学・研究が困難になった学生や研究者に対して、学習・研究の機会を提供しています。学生については、すべての学部・研究科で受け入れることとしており、検定料、入学料、授業料は免除しています。研究者については、研究スペースの提供等可能な限り柔軟に対応しています。また、対象者は同大学の図書館3館すべてを利用できます。

■授業料免除等について
 東日本大震災に被災した本学学生およびその家族等の方には、授業料免除等を含めて各種の相談を実施します。

■救援活動
 医学部附属病院からはドクターヘリが出動し宮城県で救命活動に当たり、また、災害医療派遣チーム(DMAT)が岩手県に向けて先行出動しました。

 同大学では、今後も引き続き、できる限りの支援を行っていくこととしています。

※写真:左上 入学式で募金活動を行う丸本学長(中央右)、瀧口理事(右端)、学生たち
    左下 教職員有志によるチャリティバザーの様子
    右 被災地で掃除を行うボランティア学生