私たちの取り組み
次世代リーダーの育成とインパクトの創出
岡山大学は、若きリーダーたちを世界的な舞台へ送り出すユニークな機会を積極的に提供している。世界190カ国を超える国々から、各国を代表する次世代リーダーたちが一堂に会する世界最大級のユー
スサミット「One Young World (OYW)」には、2015年から国立大学としてはいち早く参画し、以降、毎年、学生代表を派遣。SDGs の枠組みを深く理解し、日本国内のみならず世界に伍するレベルで活躍できるグローバルリーダー育成の機会となっている。2025年度はドイツ・ミュンヘン大会に2名を派遣する。
また、日本で唯一の採択校として、2019年度よりアメリカ国務省の「重要言語奨学金(CLS)プログラム」のパートナーを務めており、プログラムを通して全米トップレベルの学生を多数受け入れ、質の高い日本語教育に加え、SDGs にも関連したPBL (課題解決型学習)を実施。修了生がフルブライト奨学生として岡山大学に再留学するなど、世界トップレベルの若手人材のキャリアデザインに新たな道筋を確立している。
国連機関との世界初の協定による国際貢献
さらに特筆すべきは、国連貿易開発会議(UNCTAD)との連携である。2020年1月に、SDGs達成のための科学技術イノベーション分野の人材育成を目指し、大学としては世界初となる包括連携協定を締結した。

この協定に基づく人材育成の取り組みは、アフリカ、ASEAN、中南米の対象国において、短期と長期の二本柱で展開。UNCTADの国際的ネットワークと岡山大学の高い研究力を活かした共同プログラムとなっている。

若手女性研究者を対象とした短期プログラム「途上国からの若手女性研究者のための共同研究・研修コース」では、2週間から1カ月間にかけて、岡山大学での研究活動に従事するが、共同研究への発展や共著論文の執筆など、プログラム参加後の確実な学術成果につながっている。また、このプログラムを参考に、UNCTAD がタイとの連携プログラムを開始するなど取り組みの横展開にも発展していった。
長期プログラム「途上国からの若手研究者のための博士課程学位プログラム」では、2024年9月に第1期生1名、2025年9月に第2期生2名が修了した。帰国後、母国や世界での活躍が期待されており、修了後の去就状況の追跡や同窓生ネットワークの構築も視野に入れ、引き続き、プログラムを継続していく。
今後も、岡山大学では、SDGs 推進研究大学として、グローバルな課題解決を担う人材育成において中心的な役割をもって継続的に貢献していきたい。