当協会は6月3日、令和8年度国立大学法人等担当理事等連絡会議をオンラインにて開催しました。
本連絡会議は、国立大学法人等の理事や副学長等を対象に、担当分野の知識・情報を体系的に学ぶとともに、理事相互の交流を通じて連帯感を高め、国立大学法人等のさらなる発展に寄与することを目的としています。今回は「大学等における教育連携」をテーマに掲げ、各法人から75名が参加しました。
※当初は対面での開催を予定していましたが、台風の影響により急遽オンライン開催へと変更しました。
開会挨拶・基調講演
当日は、まず当協会の村田常務理事による開会挨拶が行われました。
続いて、大竹尚登氏(東京科学大学理事長/国立大学協会「将来像実現のための国立大学システム検討WG」教育連携タスクフォースリーダー)より、「国立大学協会における教育連携の動向について」と題した基調講演が行われました。講演では、当協会が掲げる『国立大学システム』の構築に向けた教育連携の現状や、大学の枠を超えたリソース共有などの今後の構想について、東京科学大学などにおける具体的な連携事例を交えながらお話しいただきました。

大竹尚登氏(東京科学大学理事長/国立大学協会「将来像実現のための国立大学システム検討WG」教育連携タスクフォースリーダー)
事例紹介
続く事例紹介では、「教育連携」をテーマに、地域に根差した連携、オンラインプラットフォームの活用、そして教職課程という多様な切り口から、3名の方々に先進的な取り組みをご講演いただきました。各講演では仕組みや好事例、またその内情などについて踏み込んだお話があり、講演後の質疑応答も活発に行われました。

白上努氏(宮崎大学副学長(教養教育・教学マネジメント担当))

大庭良介氏(筑波大学JV-Campus事業機構プロジェクトリーダー)

鈴木剛氏(大阪教育大学理事・副学長(教育・研究担当))
グループ討議・参加者の声
事例紹介の後には参加者によるグループ討議が行われ、活発な意見交換がなされました。参加者からは以下のような声が寄せられ、大変有意義な会となりました。
- 「国大協における教育連携の検討状況と、具体的な取組事例をあわせて聞くことができ、方向性と実践例の双方について理解を深めることができた」
- 「学内での具体的な議論の俎上(そじょう)に載せうるような実践的な内容であり、テーマ設定も含め大変時宜を得たものであると感じた」