国大協News

「国公立大学振興議員連盟第30回総会」の開催(8/27)

お知らせ

令和7年8月27日(水)に衆議院第2議員会館第4会議室において、国公立大学振興議員連盟第30回総会が開催されました。開会にあたり渡海紀三朗会長から「今年度は、重要な節目の年である。まずは、概算要求の仕方が大きく変わる。物価上昇等を予算に反映させるという政府の方針を受けて、どのように応えるのかということである。また、第7期科学技術・イノベーション基本計画の策定に向けて現在とりまとめを行っており、世界の水準に追いつくためには、研究開発投資の拡充が必要である一方で、大学にも変革が求められる。加えて、厳しい経営状況にある大学病院の支援も大きな課題である。」という挨拶がありました。また、文部科学省からは、武部新文部科学副大臣、金城泰邦文部科学大臣政務官等の出席があり、文部科学省を代表して武部文部科学副大臣より挨拶がありました。

議事に入り、藤井輝夫国立大学協会会長より、国立大学協会の役員交代について紹介があった後、国立大学の新たな将来像と関係予算の充実について、説明がありました。

次に、浅井清文公立大学協会会長より、公立大学協会の役員交代について紹介があった後、地域を支える公立大学の取組みについて、説明がありました。

その後、文部科学省の合田哲雄高等教育局長、西條正明科学技術・学術政策局長、淵上孝研究振興局長、蛯名喜之大臣官房文教施設企画・防災部長より、令和8年度概算要求における高等教育局関係の主要事項等について、それぞれ説明があり、その後、全体を通して質疑意見交換が行われました。

続いて、令和8年度予算における国公立大学法人関係予算の拡充等に関する決議が採択され、渡海会長より武部文部科学副大臣に決議文を手交しました。

最後に渡海会長より「予算確保に向けて、我々議連としても覚悟をもって努力していくので、文部科学省には財務省としっかり話し合っていただきたい。教育や研究開発に関する支出は投資として捉えて、将来の社会に対する人的投資の有用性を、大学の先生方には総知を集めて主張していただきたい。」という言葉をいただき閉会しました。

出席議員等  29名(うち代理22名、名誉顧問1名含む)
国大協出席者 藤井会長、越智副会長、梅原副会長

議員連盟役員

 

挨拶する渡海紀三朗会長

挨拶する武部新
文部科学副大臣


司会・進行する
上野賢一郎議員

説明する藤井輝夫
国立大学協会会長

説明する浅井清文
公立大学協会会長

 

説明する合田哲雄
文部科学省高等教育局長

説明する西條正明
文部科学省科学技術・学術政策局長

 

説明する淵上孝
文部科学省研究振興局長

説明する蛯名喜之
文部科学省大臣官房
文教施設企画・防災部長

意見を述べる中村裕之議員

 

意見を述べる若林洋平議員

意見を述べる山田賢司議員

意見を述べる工藤彰三議員

 

意見を述べる富岡勉名誉顧問

渡海紀三朗会長から武部新文部科学副大臣及び金城泰邦政務官へ決議文の手交