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国大協「平成30年度国立大学法人等担当理事連絡会議【IT活用による大学業務の高度化】」を開催(10/4)

お知らせ

 国立大学協会は、10月4日(木)、学術総合センターにおいて、平成30年度国立大学法人等担当理事連絡会議【IT活用による大学業務の高度化】を開催しました。

 この研修会は、国立大学法人等の理事等を対象に、担当する分野の知識及び情報を体系的に学び、また参加者相互の交流を図ることにより連帯感を高め、国立大学法人等の更なる発展に寄与することを目的とし、年2回、テーマを変えて開催しています。

 6月の【学士課程教育のあり方】をテーマにした第1回に引き続き、今回は【IT活用による大学業務の高度化】をテーマに実施し、各機関において業務改革、人事労務、情報推進を担当する79名の理事・副学長等が参加しました。

 はじめに、本協会の山本健慈専務理事から開会挨拶があり、続いて、深澤良彰早稲田大学図書館長・理工学術院教授による講演の後、早稲田大学と東北大学からRPA(Robotic Process Automation)の導入事例に関する発表が行われました。

その後、講演、事例発表及び事前に実施したアンケートの結果などを参考にしながら、8つのグループに分かれ、業務におけるIT技術やRPA導入の現状と今後の課題をテーマとした意見交換が行われました。日程終了後には、情報交換会が行われ、参加者同士の親睦を深めました。

 開催後のアンケートでは、参加者から「RPAがどのような業務で活かせるのかがよくわかった」「大学業務の整理・見える化が大切であると再認識した」といったコメントが寄せられました。

【講演】
○「早稲田大学の改革戦略とその実践~早稲田大学の悩み(のいくつか)とその対応策~」
   深澤 良彰 氏(早稲田大学 図書館長・理工学術院教授)

【事例発表】
○「早稲田大学におけるITを活用した業務改善の実践事例~業務自動化ツール(Robotic Process Automation)の導入~」
   伊藤 達哉 氏(早稲田大学 情報企画部兼人事部 担当部長)
○「東北大学における RPAの実践事例紹介」
   大川 俊治 氏(東北大学 情報部長)