会長（かいちょう）メッセージ「日本（にほん） への入国（にゅうこく）を待（ま）っている留学生（りゅうがくせい）の皆（みな）さんへ」

２０２２年（ねん） １月（がつ） １７日（にち）

 
 
日本（にほん）への入国（にゅうこく）を待（ま）っている留学生（りゅうがくせい）の皆（みな）さんへ
 

新型（しんがた）コロナウイルス感染症（かんせんしょう）の度重（たびかさ）なる拡大（かくだい）の影響（えいきょう）を受（う）け、日本（にほん）へ入国（にゅうこく）できないままでいる多（おお）くの留学生（りゅうがくせい）の皆（みな）さんがいることを、私（わたし）たちは大変（たいへん）残念（ざんねん）に思（おも）っています。

留学生（りゅうがくせい）の皆（みな）さんは日本（にほん）社会（しゃかい）にとってとても大事（だいじ）な存在（そんざい）です。国立（こくりつ）大学（だいがく）は皆（みな）さんを歓迎（かんげい）してきましたし、これからも歓迎（かんげい）しています。

皆（みな）さんが日本（にほん）で早（はや）く学（まな）ぶことができるよう、国立（こくりつ） 大学（だいがく）協会（きょうかい）は、昨年（さくねん）９月（がつ） には文部科学省（もんぶかがくしょう）に留学生（りゅうがくせい）の新規（しんき）入国（にゅうこく）の規制（きせい）緩和（かんわ）を要望（ようぼう）しています。

しかし、現在（げんざい）のところ、日本国（にほんこく）政府（せいふ）の緊急避難（きんきゅうひなん）的（てき）な水際（みずぎわ）措置（そち）として、原則（げんそく）として全（すべ）ての国（くに）・地域（ちいき）からの外国人（がいこくじん）の新規（しんき）入国（にゅうこく）の停止（ていし）という方針（ほうしん）が出（で）ているため、これを守（まも）る必要（ひつよう）があります。

国立（こくりつ）大学（だいがく）は、これまでの間（あいだ）に新型（しんがた）コロナウイルス感染症（かんせんしょう）対策（たいさく）も十分（じゅうぶん）に整（ととの）えてきました。また、現在（げんざい）もオンラインによる学修（がくしゅう）・指導（しどう）をしっかりと行（おこな）っています。私（わたし）たちは、いつでも皆（みな）さんを受（う）け入（い）れる準備（じゅんび）は整（ととの）っており、政府（せいふ）の規制（きせい）が解除（かいじょ）されれば受入（うけい）れを全力（ぜんりょく）で進（すす）めます。

このパンデミックは全（ぜん）世界（せかい）共通（きょうつう）の課題（かだい）であり、全（ぜん）世界（せかい）の叡智（えいち）を結集（けっしゅう）して乗（の）り越（こ）える必要（ひつよう）があります。国立（こくりつ）大学（だいがく）協会（きょうかい）は、このような状況（じょうきょう）においても、日本（にほん）で学（まな）ぶ強（つよ）い意志（いし）を持（も）ち続（つづ）けている皆（みな）さんの忍耐（にんたい）に大（おお）いに感謝（かんしゃ）しています。来（きた）るべき日本（にほん）での学修（がくしゅう）に向（む）けての皆（みな）さんの準備（じゅんび）を期待（きたい）するとともに、健康（けんこう）を祈念（きねん）しています。

 
皆（みな）さんと日本（にほん）でお会（あ）いし、一緒（いっしょ）に学（まな）ぶことができる日（ひ）が早（はや）く来（く）ることを心（こころ）から楽（たの）しみにしています。
 

国立（こくりつ）大学（だいがく）協会　　（きょうかい 　　　）
会長（かいちょう）　永田（ながた）　恭介（きょうすけ）

 
 
 
【参考（さんこう）】
新型（しんがた）コロナウイルス感染症（かんせんしょう）の影響（えいきょう）に伴（ともな）う私費（しひ）外国人（がいこくじん）留学生（りゅうがくせい）の新規（しんき）入国（にゅうこく）の緩和（かんわ）に関（かん）する要望（ようぼう）（令和（れいわ）３年（ねん）９月（がつ）３０日（にち）付（づけ）文部科学省（もんぶかがくしょう）高等教育局長（こうとうきょういくきょくちょう）宛（あて））