国大協News

「国公立大学振興議員連盟第27回総会」の開催(11/22)

お知らせ

令和5年11月22日(水)に衆議院第2議員会館第8会議室において、国公立大学振興議員連盟第27回総会が開催されました。鬼木誠事務局次長の進行のもと、冒頭に塩谷立会長からの挨拶がありました。また、文部科学省からは、青山周平文部科学副大臣、安江伸夫文部科学大臣政務官等の出席があり、議事に先立ち青山文部科学副大臣より挨拶がありました。

議事に入り、永田恭介国立大学協会会長より、国立大学関係予算の充実に向け、運営費交付金の拡充・安定的措置の重要性や医師の働き方改革を控えた病院機能の維持・強化、施設整備を含め更なる国際化への支援の必要性等について説明がありました。続いて、佐野輝鹿児島大学学長より、地域人材育成や医師の働き方改革を控えた状況や影響への懸念等について、鹿児島大学の事例を踏まえた説明を行いました。

次に、相原道子公立大学協会会長より、公立大学における機能強化の課題について説明があり、続いて、浅井清文名古屋市立大学学長より、医師の働き方改革と公立大学病院が抱える課題について、名古屋市立大学の事例を踏まえた説明を行いました。

その後、文部科学省から池田貴城高等教育局長、塩見みづ枝研究振興局長、笠原隆大臣官房文教施設企画・防災部長より、国立大学法人法の一部を改正する法律案についてや令和6年度国立大学法人関係の概算要求及び令和5年度補正予算案の方向性について、医師の働き方改革に伴う大学病院改革の推進、個人寄附による税額控除の拡大、科学研究費助成事業、オープンアクセス加速化に向けた体制整備、国立大学法人等の施設整備の検討状況に関し、それぞれ説明があり、その後全体を通して質疑・意見交換が行われました。

続いて、令和6年度予算及び令和5年度補正予算における国公立大学法人関係予算の拡充等に関する決議が採択され、塩谷会長より青山文部科学副大臣に決議文を手交しました。

最後に塩谷会長より「国公立大学については、研究開発、人材育成の中核的存在として、さらなる発展を期待しており、財務省としっかりと話し合いをして議論をして積み上げていきたい。今回の決議を来年度予算にできる限り反映すべく、我々議連として努力をして参りたい。」という言葉をいただき、閉会いたしました。

 

また、総会終了後に塩谷会長とともに財務省に赴き、佐藤啓財務大臣政務官に対し塩谷会長から上記決議文が手交されました。

 

 

出席議員49名(うち代理31名、名誉顧問1名含む)

国大協出席者 永田会長、大野副会長、佐々木副会長、佐野鹿児島大学長

 

議員連盟役員による議事進行の様子

 

司会・進行する
鬼木誠事務局次長

挨拶する塩谷立会長

挨拶する青山周平
文部科学副大臣

説明する永田恭介
国立大学協会会長

説明する佐野輝
鹿児島大学学長

説明する相原道子
公立大学協会副会長

説明する浅井清文
名古屋市立大学学長

説明する池田貴城
文部科学省高等教育局長

説明する塩見みづ枝
文部科学省研究振興局長

説明する笠原隆
文部科学省大臣官房
文教施設企画・防災部長

意見を述べる櫻井充議員

意見を述べる務台俊介議員

意見を述べる田村憲久議員

 

塩谷立会長から青山周平文部科学副大臣へ決議文の手交

 

塩谷立会長から佐藤啓財務大臣政務官へ決議文の手交